旧式の石油ストーブ(電源の要らないストーブ)によるやけどがよく起きています。
旧式ストーブのよるやけどをする子の年齢は、つかまり立ちを始めた乳児期後半~1,2歳です。この年齢の子は、やけどを避けようとする判断力がなく、また体を熱い物から離す反射神経が未熟なため、やけどの被害が大きくなります。判断力のある年齢の大きな子でも、つまづいた拍子に手がストーブに触れることがありますので、ガードがあってもあまり役に立ちません。
小学生以下の年齢のこどものいる家庭では、旧式の石油ストーブを使わない方が賢明です。旧式の石油ストーブは、停電でファンヒーターが使えない時のために、保管しておいて下さい。
やけどをしたときは、流水で10~20分位冷やしてから、やけどの部位を濡れタオルで覆って受診してください。