ワクチンの副反応には、大きく分けて発熱などの全身性のものと、皮膚の発赤などの局所性のものとがあります。
ヒブワクチン接種後に熱がでることは殆どありませんが、接種した人の5人に2人は接種部位が赤くなります。
小児用肺炎球菌ワクチンを接種した人の4人に1人は、その日か次の日に熱を出します。熱は、微熱から高熱まで様々ですが、大抵1日以内に下がります。他に症状がなく、元気なら様子を観られて結構です。機嫌が悪く、食欲が落ちるような場合は、お電話下さい。
また、小児用肺炎球菌ワクチンを接種した人の5人に4人は、接種部位が赤くなりますが、かゆみがなければ、様子を観られて結構です。赤みは数日で消えます。かゆみが強ければ、湿疹やかゆみの薬を塗ります。