インフルエンザに罹ったらしばらく学校や保育園を休みますが、何時から再登校(登園)できるのかが保護者や患児の大きな関心事です。
従来、季節性インフルエンザでは、解熱後2日以上たってから登校する、新型インフルエンザでは、解熱後2日以上かつできるだけ発症後7日以上たってから登校する、という基準がありました。
しかし、外来で行う通常の検査では、A型インフルエンザと判定されても、それが新型(A型のみ)なのか季節性(A型とB型あり)なのか分かりません。
そこで、この度鳥取県東部小児科医会では、新型、季節性に拘わらずインフルエンザでは、発症後5日以上かつ解熱後2日以上たってから登校するという新たな登校基準を作成しました。
インフルエンザは、通常治療開始後1~2日で解熱しますので、実際は発症後5日以上たってから登校するということになります。