プール熱はアデノウィルスによる感染症で、夏にプールを介して流行します。主な症状は、発熱、のどの痛み、目が赤くなり、眼やにが出る、等です。38~40度の熱が4~5日続きますので、家族は大変心配されますが、外来での簡易検査で診断できます。熱は昼間は比較的低く、夜間に高くなります。
特効薬はありませんが、目には、抗生剤の目薬を差します。熱が高くて苦しがるようなら、解熱剤を使います。水分を十分与えることが大切です。食事が十分摂れないことが多いので、流動食にしてください。
高熱が何日も続きますが、日にちが経てば治る病気です。
この病気は学校保健法により、熱が下がってから2日以上経たないと登校(登園)できません。再登校(再登園)には、許可証が必要です。






