ロタウィルスは、主に乳幼児に嘔吐や下痢を起こします。特に、1歳前後の乳幼児は重症になりやすく、また感染力が強いため、近年ワクチンが開発されました。
当院では従来は予約制でしたが、このたび予約なしでロタワクチンが接種できるようにしました。
ロタワクチンは、生後1カ月半~6カ月の間に2回飲みます。1回目と2回目の間、および2回目と次の他のワクチンの間は4週間空けます。この時期は他のワクチン(ヒブ、小児用肺炎球菌、4種混合)と重なりますので、ワクチンの同時接種をしないとこれらのワクチン接種が大きく遅れます。同時接種のためにワクチンの副反応が強く出ることはありませんので、安心して受けてください。
ロタワクチンを2回飲めば、ほぼ100%感染が予防できます。
ロタワクチンには公費助成がなく、全額自己負担になります。