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記事一覧

2013年08月28日(水)
4種混合ワクチンがいつでも接種できるようになりました。

 4種混合ワクチンとは、従来の3種混合とポリオを混ぜたワクチンです。このワクチンは昨年の11月より始まりましたが、入荷が安定せず、たまたま4種混合ワクチンの在庫がある日に接種の申し込みをされた方だけが運よく接種できる、という状態が続いていました。4種混合ワクチンの在庫がなければ、代わりに、3種混合とポリオを接種していました。
 最近、4種混合ワクチンが、安定的に入荷するようになりましたので、いつでも接種できるようになりました。
 ただし、3種混合とポリオで接種を始めた方は、途中から4種混合に変えることはできませんので、ご留意ください。

2013年08月25日(日)
赤ちゃんの冷却シールにご注意を!

 最近は、おでこに熱さまシートなどの冷却シールを貼ってもらっている赤ちゃんをよく見かけます。わが子の熱に対して何かをしてあげたい、という愛情の表れでしょう。
 せっかくの愛情表現に水をさすようで申し訳ないのですが、冷却シールには体温を下げる力はありません。貼ってもらった時に、ヒヤッとした冷感を感じるだけです。冷却シールを好む赤ちゃんもいるとは思いますが、嫌う赤ちゃんもいるでしょう。
 問題は、冷却シールは窒息の危険をはらんでいる、ということです。シールがずれたり、シールを自分の手で動かしたりしているうちに、赤ちゃんの鼻や口をおおう危険は常にあります。
 体温を下げる力がないばかりか、大きな危険を伴う冷却シールは、使わないほうが賢明だと思います。
 状態が悪くなければ、熱はできるだけ下げないほうがよいのですが、どうしても熱を下げたい時には、解熱剤の使用をお勧めします。

2013年08月13日(火)
お盆休みのお知らせ

 今年も例年通り、お盆休みは8月13日(火)午後、14日水)、15日(木)、16日(金)です。
 お盆休み中も、当院へのお電話は院長の携帯電話に転送されますので、急激な発症や容体の急変でお困りの場合は、遠慮なくお電話ください。
 ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い申し上げます。

2013年07月27日(土)
幼児のいる家庭では、殺虫剤にご注意を!

 近年の家庭用殺虫剤の進歩には、目を見張るものがあります。蚊、はえ、ごきぶり、ねずみ、あり等用の殺虫剤には、使い勝手の良い優れモノがたくさんあります。
 でも、幼児のいる家庭でのご使用は、ちょっと待って下さい。殺虫剤の大部分には、毒物が使われています。判断力のない幼児が口にする危険のある商品も、多くあります。実際、家庭用の殺虫剤を誤って食べてしまったという事故は少なくありません。
 幼児のいる家庭では、基本的に殺虫剤は使わないほうが無難です。どうしても使う必要のある場合は、100パーセントの安全性を確認した上で使ってください。

2013年07月13日(土)
1,2歳児にプラスチックのスプーンは大変危険です。

 最近は、プリンやヨーグルトにプラスチックのスプーンが付いていてとても便利です。プラスチックのスプーンは使い捨てのため、ついつい1,2歳児にも使ってしまいそうですね。
 でも、よく考えてみてください。プラスチックの欠点は割れやすいということです。1,2歳児の歯は、おまけに付いているような薄いプラスチックのスプーンなら、かんで割ることができます。割れたプラスチックの破片で口の中を切ったり、破片を飲み込む危険があります。
 プラスチックのスプーンは、ある程度の分別があり、聞き分けの可能な4、5歳以上から使ったほうが無難でしょう。
 1,2歳児には、薄いプラスチックのスプーンは大変危険です。安全な金属製のスプーンを使いましょう。

2013年07月06日(土)
手足口病に流行の兆しです。

 毎年夏になると流行する手足口病ですが、今年は6月下旬頃よりポツポツ見られるようになり、7月に入ると数が増えてきました。
 主な症状は発熱と手のひら、足の裏、口腔内の発疹です。発疹は水ほうや丘疹(硬い盛り上がり)の形のことが多く、膝,ひじ、おしりにでることもありますが、胸やおなかにでることはまれです。
 例年、手足口病は微熱程度で済むことが多いのですが、今年は高熱の出るタイプが流行しています。
 手足口病はウィルス性の感染症ですから、通常は薬を飲む必要はありません。せいぜい、高熱時に解熱剤を使う程度ですが、口の中が痛いため、食事に工夫が必要な場合があります。
 手足口病は、ごくまれに合併症として脳炎、髄膜炎、心筋炎等を起こすことがありますので、注意は必要です。

2013年06月15日(土)
子宮頚がんワクチンは継続して接種可能です。

 副反応が予想されていたより多かったため、かねてから接種の可否が問題になっていた子宮頚がんワクチン接種が、今後も存続することになりました。ただし、従来のように「積極的に勧奨する」という扱いではなく、「積極的な勧奨を控える」という扱いになります。
 接種料の全額助成(無料)は従来通りですが、今までのように接種券や予診表の該当者への郵送がなくなり、接種希望者は自分で保健センターに出向いて接種を申し込まなければいけません。すでに接種券や予診表が配られている方は、それがそのまま使えます。
 この「積極的な勧奨を控える]という扱いはあくまで一時的なもので、今後の副反応の状況次第で「積極的な勧奨」に変わる可能性はあります。

2013年06月13日(木)
風しんワクチンの全額助成対象者の範囲が拡がりました。

 このたび、鳥取市、八頭町、若桜町、智頭町、岩美町の妊婦とその子どもを風しんから守るために、風しんワクチンの全額助成対象者の範囲が、以下の通り拡がりました。風しん単独のワクチンは現在入手困難ですので、実際は麻しん風しん混合ワクチンを接種することになります。

接種対象者:①19歳以上50歳未満(昭和39年4月1日~平成7年3月31日生まれ)で、妊娠を希望される女性
②妊婦の夫

*風しん予防接種を一度も受けていない方、あるいは一度しか受けていない方、検査で風疹に対する免疫のないことが判明した方が接種の対象になります。

*妊娠中の方は接種できません。

 詳しくは、住民票のある自治体の保健センターか、接種を希望される医療機関にお問い合わせください。

2013年04月23日(火)
待合ルームに電子おもちゃがいっぱいです。

 従来、待合ルームのベビーサイクル内には組み合わせブロックを置いていましたが、ブロックは、3~4歳のお子様用で、1~2歳児には難しすぎました。また、お母さんの後始末も大変でした。
 そこで、この度ベビーサークルからブロックを撤去し、様々な年齢に合った多数の電子おもちゃを配置しました。ボタンを押したり、ハンドルを回すと音や光が出るおもちゃです。9台あります。お母さんの後始末は不要で、使うたびに電源を切る必要もありません。
 たくさんの電子おもちゃで、待ち時間を快適にお過ごしください。

2013年04月03日(水)
BCGは1歳まで接種可能になりました。

 結核予防が目的のBCGは、従来生後3~6カ月の間に接種することになっていました。この時期は、他の多くのワクチン(ヒブ、小児用肺炎球菌、4種混合、ロタ)の実施時期と重なるため、ワクチンの実施スケジュールを作るのに苦労していましたが、このたびBCGの接種期間が生後3カ月~1歳に延長されたため、接種が楽に進められるようになりました。
 結核感染のリスクより、髄膜炎、ロタ胃腸炎、百日咳等のリスクのほうがはるかに大きいので、BCG以外のワクチンを優先し、それらのワクチンが終わってから、BCGを接種すればよいでしょう。
 ただし、家族や接触の可能性のある人が結核の場合は、BCGを先に受けて下さい。