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2014年11月09日(日)
おたふくかぜは意外と怖い病気です。ワクチンで予防しましょう。

 かっては小児期に一度はかかる病気と思われていたおたふくかぜですが、最近は流行が少なくなっています。かかるのを待っている人が多いようですが、おたふくかぜというのは実は意外と怖い病気です。その理由は、合併症が多く、耳の下が腫れて痛くなるだけでは済まない事がよくあるということです。
 代表的な合併症は髄膜炎です。これは発生頻度が高く、おたふくかぜ患児の約20人に1人がなります。難聴も怖い合併症です。多くは片耳の難聴ですが、これは治りません。脳炎は最も怖い合併症で、死亡することがあります。
 思春期以降の合併症には、男性は睾丸炎(その一部は不妊症)、女性は乳腺炎があります。また、妊娠初期におたふくかぜにかかると3人に1人は流産します。
 おたふくかぜは、ワクチンで予防できます。ただし、最近は4~5年間隔での2回接種が標準です。1回だけの接種では、免疫が減ってきて十分予防できないといわれます。
 今のところ公的助成がなくて全額自己負担ですが、おたふくかぜで取り返しのつかない痛い目に会うことが避けられますので、ワクチンの価値は十分あります。
 ぜひ、おたふくかぜワクチン接種を2回受けてください。

 

2014年10月16日(木)
水ぼうそうワクチンは、2回接種をお勧めします。

 平成26年10月より水ぼうそうの無料接種が始まりました。1~3歳は2回、本年度(平成27年3月31日まで)に限り3~5歳は1回無料で接種できます。 
 3~5歳は無料接種が一回ということで、誤解が生まれているようです。3~5歳児は1回の接種で十分という誤解です。
 年齢にかかわらず、水ぼうそうワクチンの接種は2回をお勧めします。以下がその理由です。

①1回だけ接種しても十分な免疫がつかない場合があります。
②1回接種後に十分な免疫が得られても、その後免疫が低下する場合があります。
③今までは水ぼうそうの流行が頻繁にあり、1回だけ接種した人が水ぼうそう患児に接触することで、発症せずに免疫を高めることができました。今後は水ぼうそうの流行がほとんどなくなることが予想されますので、1回だけ接種した人が免疫を高めることができなくなります。

 1回だけ接種した人の6~12%が水ぼうそうにかかると言われています。2回接種すれば、まず水ぼうそうにかからないと言われます。
 以上の理由により、水ぼうそうの2回接種をお勧めします。

2014年09月21日(日)
10月1日(水)よりインフルエンザ予防接種ができます。

 例年の通り、今年も10月1日(水)よりインフルエンザ予防接種ができるようになります。
 その要領は以下の通りです。

①対象者:鳥取市は満6か月以上の就学前乳幼児。
     4町(八頭、若桜、智頭、岩美)では満1歳より接種できますが、上限年齢は町によって違います。八頭、岩美町はは中学生相当、若桜町は高校生相当、智頭町は13歳未満です。
②接種回数:13歳未満の方は2回、13歳以上の方は1回。
③実施方法:医療機関での個別実施。
④助成:どの市町でも助成されますが、助成額は市町によって違います。
⑤実施時期:鳥取市は平成26年10月1日(水)~12月31日(水)(ただし12月中に生後6か月に達する乳児は翌年2月28日(土)まで)、4町(八頭、若桜、智頭、岩美)は平成26年10月1日(水)~27年1月31日(土)

 当院では診療時間内なら予約なしでいつでも接種できます。

2014年08月19日(火)
水痘(みずぼうそう)ワクチンの無料接種が10月に始まります。

 従来希望者だけが有料で接種していた水痘ワクチンの無料接種が、本年度10月1日(水)より以下の要領で始まります。

①接種対象者及び回数:1~3歳は3か月以上の間隔で2回、3~5歳は1回
②すでに水痘ワクチンを接種している場合:1~3歳は1回、3~5歳は対象外
③1~3歳の児で、2回目の接種が3歳を過ぎる場合は接種できませんのでご注意ください。
④すでに水痘にり患した人は接種対象外です。
⑤3~5歳の無料接種は本年度(平成26年10月1日~平成27年3月31日)のみで、次年度からは実施されません。
⑥水痘ワクチン接種後4週間は、他のワクチン接種ができません。

 当院では接種の予約はいりません。診療時間内なら、いつでも接種できます。

2014年07月21日(月)
幼児の花火に注意しましょう。

 花火の季節が近づいて来ましたが、毎年、花火によるやけどが多発しています。
 まず、幼児に一人で花火を持たせるのはやめましょう。分別があるようでもないのが幼児です。花火を持った手を振り回したり、花火を持っていない手で花火に触る可能性があります。また、飛び散った火花や足元に落ちた花火のかけらでやけどする危険もあります。花火は熱湯よりはるかに温度が高いため、やけどによる皮膚の障害の程度が大きいです。
 やはり、花火を一人で持てるのは小学生以上でしょう。どうしても花火を持たせたい場合は、おとなが手を添えてください。万が一花火でやけどした時には、患部を流水で10~20分冷やしてから医療機関を受診してください。

2014年07月20日(日)
お盆休みのお知らせ

 本年度のお盆休みについてお知らせします。
 今年も例年通り、8月13日(水)午後(15時~18時半)、14日(木)、15日(金)、16日(土)に休診します。
 8月13日(水)午前(8時半~13時)は診療します。18日(月)からは通常通り診療します。
 お盆休み中でもクリニックの電話は院長の携帯に転送されますので、急激な発症や容体の急変でお困りの方は、遠慮なくお電話下さい。

2014年06月11日(水)
インフルエンザがまだ残っています。

 5月に入ってからはほとんど見かけなくなり、間もなく消えるかと思われたインフルエンザですが、実際には散発的に発生しており、6月に入っても時々見られます。
 咳、鼻水や節々の痛みを伴う急激な高熱が出現すれば、インフルエンザの可能性がありますので、医療機関の受診をお勧めします。

2014年05月20日(火)
5月24日(土)の午後は通常通り診療いたします。

 前回、「5月24日(土)午後の休診」についてお知らせしましたが、予定が変わり、同日午後は通常通り診療いたします。
 たびたびの変更でご迷惑をおかけしましたが、よろしくお願い申し上げます。

2014年05月18日(日)
5月24日(土)の午後は休診です。

 平成26年5月24日(土)の午後(15時~17時)は臨時休診いたします。午前(8時半~13時)は診療いたします。
 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

2014年04月20日(日)
インフルエンザがまだ発生しています。

 4月の入ってなくなると思われたインフルエンザですが、八頭郡、鳥取市とも一部の地域でまだ発生しています。高校生のインフルエンザが目立ちます。ほとんど全部B型です。毎年、インフルエンザの流行の最後はB型ばかりになりますので、今シーズンのインフルエンザの流行はまもなく終わるものと思われます。