従来、B型肝炎ワクチン接種には予約が必要でしたが、今後は予約なしで接種できることにしました。10歳未満用(0.25ml)、10歳以上用(0.5ml)とも予約不要です。約1か月、6か月の間隔で計3回接種します。今のところ、公費による助成はありません。
B型肝炎ウィルスを持っているお母さん(キャリア)から生まれるこどもが感染することが多いため、日本ではキャリアのお母さんから生まれたこどもに対してはワクチン等で感染予防が行われています。B型肝炎ウィルスはお母さんからだけではなく、こどもが接触する誰からでもうつされる可能性があると言われています。特に、3歳までに感染すると、ウィルスを一生を持ち続けるキャリアになる可能性が高く、世界中のほとんどの国でB型肝炎ワクチンが定期接種化されています。
できれば赤ちゃんの間に接種されることをお勧めしますが、1歳以上の方でも接種できます。