最近は、おでこに熱さまシートなどの冷却シールを貼ってもらっている赤ちゃんをよく見かけます。わが子の熱に対して何かをしてあげたい、という愛情の表れでしょう。
せっかくの愛情表現に水をさすようで申し訳ないのですが、冷却シールには体温を下げる力はありません。貼ってもらった時に、ヒヤッとした冷感を感じるだけです。冷却シールを好む赤ちゃんもいるとは思いますが、嫌う赤ちゃんもいるでしょう。
問題は、冷却シールは窒息の危険をはらんでいる、ということです。シールがずれたり、シールを自分の手で動かしたりしているうちに、赤ちゃんの鼻や口をおおう危険は常にあります。
体温を下げる力がないばかりか、大きな危険を伴う冷却シールは、使わないほうが賢明だと思います。
状態が悪くなければ、熱はできるだけ下げないほうがよいのですが、どうしても熱を下げたい時には、解熱剤の使用をお勧めします。






